フルマノフ (Furmanov)
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フルマノフは州都イヴァノヴォの北東35kmにあり、ヴォルガ川の右支流シャチャ川(Шача)に沿っている. 1898年に開通したヤロスラヴリ・イヴァノヴォ間を結ぶ鉄道が通り、さらにコストロマ発電所のあるヴォルゴレチェンスク方面への支線が分かれている. また高速道路A113(ヤロスラヴリ=コストロマ=イヴァノヴォ=ウラジーミル)も通る.
この地にあったセレーダ=ウピノ(Середа-Упино)という村は、1628年の記録に初出している. 19世紀にはイヴァノヴォ州の他の地域同様、この村にも繊維工場が次々と建って労働者が集まり、1918年には周囲の村が合併してセレーダ市となった. 1941年5月13日、この地で生まれた作家でボリシェヴィキ党員として戦ったドミトリ・フルマノフ(Дми́трий Андре́евич Фу́рманов、1891年11月7日 - 1926年5月15日)にちなんでフルマノフと改名された.